サンデーピープル

アマチュア農家の日常とこれから。農園名は晴れの日農園(仮)

【やってみた】ジャガイモの芽挿し栽培

 

現代農業に載っていた画期的なジャガイモの栽培方法、“ジャガ芽挿し栽培”をやってみました。

 

 ジャガ芽挿し栽培とは

ジャガ芽挿し栽培とは、種芋から出る複数の芽を種芋からハズし、芽のみを畑に植え付ける栽培方法です。

 1度芽出しした種芋でも再度植え付ければ再び芽が出る為、お財布に優しい栽培方法と言えます。

 

ジャガ芽挿し栽培やってみた

芽出し

3月の上旬、ハウス内に適度な深さの溝を作り種芋(キタアカリ)を植えました。ハウス内と言えど、外は氷点下になる事もあり出てきたジャガ芽が枯れることも……。この時期寒冷紗必須です。

 

掘り上げ

 4月の上旬。種芋植え付けから1ヶ月程度。
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一つの種芋から大体6つほど芽が出ました。

生育旺盛な芽にはこの時点で新しいジャガイモの子供が……!(芋ができ始めてから芽を動かすのは良くないと思われるので、程よい大きさで掘り上げた方がいいかもしれません。)

種芋は別の場所に再度植えてそのまま栽培することにしました。

 

芽挿し
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ハズしたジャガ芽を株間15cm前後の密植にし、深植えにします。

芋が緑化しないよう後に1度土寄せします。

 

収穫

芽挿しから2ヶ月後の短期間での収穫となります。

本来花が咲き、葉が黄化した頃収穫するはずのジャガイモが、ジャガ芽挿しだと花は咲かず、黄化せず収穫となります。(現代農業には黄化した頃収穫と書いてあった気がしますが。)

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なかなか良いジャガイモが採れたと思います。

500g130円~少量ですが販売しています。

 

 

ジャガ芽挿し栽培のメリット

ジャガ芽挿し栽培のメリットは大きく分けて2つ!

種芋代の節約になる

一つの種芋から2度、3度……と芽が出る為、種芋代の節約になります。

種芋を切る必要が無く、種芋が腐りにくいのでマイナスが少ないというのもあります。

 

管理が楽

 通常の栽培方法では土寄せ2回、芽かきや花摘みが必要になりますが、ジャガ芽挿し栽培では土寄せ1回のみで済みます。

 

まとめ

他にも、大きさが揃う。クズ芋が少ない。雑草が旺盛になる前に収穫出来る。等のメリットがあるようですが、これに関しては全く感じませんでした。(オイ)

とにかく農家のサイフに優しい!これに尽きます~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミュシャ展最終日へ

 

 

 引きこもりが思い立って東京へ。

久々の東京。久々の国立新美術館

前に東京に来たのは、数年前、専門学校を退学する手続きだったか。その頃は電車に乗ること自体が辛くて辛くて……後になって社会不安障害の症状だと判明するのだけど、その時は自分の不甲斐なさにどうしようもなく落ち込んでいたっけ。


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国立新美術館

前に来たのはゴッホ展で、高校の遠足かなんかだったと思う。

 

チケットを買って(安い)、入場待ちの列に並ぶ。最終日とあってか平日なのに100分待ち。太陽が照りつける。東京の人は暇な人が多いのか…などと考える。列は思ったよりスラスラ進む。館内に入ったらすぐなのだろうかと思っていたら館内にも行列が。これにはがっくり。

 

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ミュシャ展入口まで辿りつく。

当たり前だけど中も混雑していた。本当は、誰もがそうなのだろうけど静かな美術館で静かにじっくり楽しみたいよね。

 


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撮影可能ブースで自分が好きだと思った絵。
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神々しい。

スラブ叙事詩目当ての人がほとんどなんだろうなぁと思ったけど、それについて全く分からないので自分はぼーっと眺めているのみ。

どれもとにかくデカい。

ミュシャの自画像だけが凄く小さく感じたくらいで。

 

そう言えば、紙に墨で描かれた下描きに薄く方眼のマス目が描かれていて、こんなに上手い絵を描く人もこんなことするんだなぁと思った。

これじゃぁ下手な私がいくら感覚で描こうとしたところで上手くならないはずだ。

 

 

観賞後、グッズも何も買わず。

図録より画集があれば欲しかった。

 

 

いつかまた機会があれば、今度はもう少しゆっくり観れたらいいと思う。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

サニーレタスと市場へ

 

現在、晴れの日農園ではサニーレタスが最盛期となっております。
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しっかり薹立ち対策、ベト病対策に白黒マルチ&高畝で作付しましたが、収穫時期が思ったり早くに訪れた為、やらなくて良かったでは?と思わずにいられません。

畝立て、大変だったんです。

とは言え、白のベースに赤が映えます。見た目良し。

 

品種は赤いのが晩抽レッドファイヤーと緑のがダンシングです。

どちらも暑さに対応した品種で、レッドファイヤーはやわらかな食感で苦味がなく美味。ダンシングはやや硬めで苦みがあるようです。

 

 

 

直売農家は少しずつ播種して収穫時期をズラすのがセオリーなのですが、マメな人間で無い為1度に全て蒔きました。

丁度レタスの最盛期であるため、1日で売れる量はごく僅か。はてさてどうしたものか。

 

と、こんな時は市場に頼るべし!

で、一斉に収穫して梱包作業が始まりました。


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市場だと安く買い叩かれる。と農家はよく言います。なので自分で販路を見つける訳ですが、スーパーだと規格外は買い取ってもらえないだとか、直売所だとそもそも売れなければ1円にもならないので、持っていけば取り敢えず買い取って貰える(多分)市場は大変有難い存在であります。

正直なところ、直売所は市場より高く売れますが、他品目栽培やらズラし栽培、袋詰め配送品出しまで全てやると時間給にした場合割に合わないなぁと思うこともあります。

効率悪いなぁと思う事が、出荷したものが売れなければ売れないほど思うわけです。

……ネガティブ。

 

 

そう言えばポジティブな事が一つだけ。

5月は何も売れない日というのが1日もありませんでした。晴れの日農園では初めての事です。継続は力なりということでしょうか、毎日何かしら出荷していたのだと思うと実感はなくとも頑張ったんだなぁと思います。

 

 

 それでは。

ボカシの仕込み

 

 

早くひっちらかせ!

と、じぃが言う。数日前から、いや、数ヶ月前からかもしれない。精米して溜まっていく米ぬかのやり場に困るとじぃは荒々しく投げやりに、そう言う。

コメの副産物は野菜にとっての恵みになる。籾殻は堆肥やくん炭に。ぬかはリン酸肥料へと変貌を遂げる。

 

しかし、だ。

籾殻もぬかも生のまま畑に施せば窒素飢餓や虫の発生などで何かと作物に悪影響を与える。ぬかであれば施してから1ヶ月程度は発酵によるガスの発生で何も植え付けられないなんてこともある。

要は使うのに手間がかかるのだ。じぃがいきなりひっちらかせ!と言ったところで発酵を待てるほど空かせておける畑は無い。こちとら少しでも在圃期間を短くし、回転率を上げようと無い頭をフル回転させて栽培計画を作ったのだ。

 

だが、そんなことをじぃに言ったところでどうにもならない。しかし捨てられてしまっては勿体無い。

で、どうしようかと考えた結果がボカシ肥作りである。

 

晴れの日農園は有機栽培では無いので、手間のかかるボカシ肥を作る必要が無い(キッパリ)……と思っている。

しかしタダで、定期的に手に入るぬかを主体としたボカシの方が普段使いの化成肥料より安上がりとなれば話は別だ。手間をかける分の肥効を期待しつつ、仕込みに入りたいと思う。

 


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使ったのは米ぬかの他にナタネ油粕とカキガラ石灰、そして水。

米ぬかボカシの作り方、で調べて一番上に出てきたものを採用することにした。
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それらを混ぜて袋へ。嫌気発酵で1ヶ月後完成予定となる。

 

こういうのでいつも気になるのはこのボカシ肥の肥料効果や、何故この資材を?といったことなのだけど、そこまで載っているサイトは少ない。

今回のレシピであれば、窒素とリン酸が多く、カリ分が少ない肥料となると思われる。もしやカリ分を補填する為のカキガラ石灰?と考えたのだけどカキガラ石灰にカリ分は無く、調べた結果、リン酸は石灰とくっついた時野菜に吸収されやすくなるとの事だったのでサッとリン酸を効かせる為のカキガラ石灰だというのが私の結論である。

しかしカリが少ない肥料となれば別にカリを施す必要があるのではないか。。。草木灰は高いイメージがあるなぁ。

 

 

番線張りと液肥と。

 

真夏日の連続の後は、恵の雨。。。この雨で露地野菜は見違える程に大きく育っております。

しかし、雨。外での仕事はカッパとムレに耐えうる気力が無くては出来ないので、丁度ブロッコリーの収穫が終わって空いたパイプハウスの番線張りをすることに。


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散らかるパイプハウス内に文句たれたれ働くじぃ。

番線はキュウリやトマトを誘引するのに使います。ハウス自体に番線を張ると野菜の重みで潰れる可能性があるらしいので鉄の柱を組んで強度をあげています。

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作業中、鉄柱でハウスに風穴を空けたのはまぎれもないじぃ。

やってもらっているので文句は言えず。補修テープをペタコン。

 

 

そんな番線張りはじぃに任せて、私はパイプハウス内の片付けを兼ねて冬に仕込んで放ったらかしにしておいた液肥を漉すことに。
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ナタネ油粕液肥。使っていたので中身少な。

仕込んだままなのでジョウロに入れると油粕が詰まる詰まる詰まる。よく我慢して使っていたな……という感じで。
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漏斗にネットを取り付けて漉します。潅水チューブに流す予定だったのでここは丁寧にそして念入りに。
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合わせて5ℓくらいでしょうか。

 この油粕液肥、現行のハウスキュウリへの追肥液肥の方が楽だ。と言うことで今から大量に仕込むことになりそうです。売っている液肥の高いこと高いこと。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャベツの出荷始まる

 

1年前の農業を始める前のこと。お前に農業は向いていない。やるべきで無い。と言われた事を思い出しました。

なんでかって、ズボラだし朝は早く起きれないからで、今もそれは変わらず改善されておりません 。このズボラに付き合わされるバァは大変苦労しており、今日も自分が畑に出る前にレタスの収穫をやってのけました。私はというと、ありがとうの一言で包装作業の準備を始めます。

野菜には特性があって大抵の場合、朝収穫することが品質的に良いものが多いのです。こういう野菜を私は勝手に“面倒臭い野菜”と呼んでいます。野菜に人間が合わせるのでは無く、作る人間の都合に合う野菜を作っていきたい。。。

レタスとは今シーズンで取り敢えずのお別れ宣告。

 

 

逆に。キャベツなんかはいつ収穫しようと品質に影響しないように思います。流石に炎天下の中での収穫は避けますが、大抵収穫したい時に収穫しています。
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レフトサイドは3月半に定植したもので現在少しずつ出荷しています。


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品種はタケノコ形のみさき。

小さいサイズでパリッとした食感。


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こちらは、春波か秋蒔極早生2号。見分けがつきませんがthe春キャベツ!な波打ったキャベツです。

 

まだ価格も高いようで、農家としては嬉しい値段で売り出せています。

それもそのはず、この時期出るキャベツは寒さで枯れるか枯れないか。あるいは薹立ちするかしないかの、ある意味ギャンブルな栽培時期で、うちでも半分以上枯れての補植からの現在になります。後から補植したみさきの方が早くに収穫が始るという予想外な展開もありました。

 

来年はレタスは作らないでキャベツオンリーにしようかなぁなどと考えています。

それでは。

 

 

きゅうりの出荷始まる。

 

暑い日が続いております。気づけば暫く降雨が無く、植え付けたばかり露地ナスがクタッと萎れて水分不足をアピールしておりました。水の無い圃場なのでトラックに貯水タンクを積み、ジョウロでの手冠水となりますがなかなかの重労働なので雨よ降れ……と心の中で願うばかりです。

 

 

そんな中、ハウスきゅうりの収穫が始まりました。
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未だなり始まりなので良い形のきゅうりが穫れませんが、暫くすれば真っ直ぐなきゅうりが収穫出来るようになると思います。

 

晴れの日農園では、きゅうりは自根栽培で、ブルーム胡瓜として販売しています。

一般的に売られているキュウリは接ぎ木をすることでブルーム(白い粉)は発生しませんが、自根栽培だとキュウリが自分自身を守るためにブルームを発生させます。

ブルーム胡瓜は果皮が柔らかく歯切れの良さから漬物向きとされています。皮が口に残りにくいということで徐々に知名度を上げている、らしい……のですが、皮の柔らかさから品質が落ちやすく、直売所でしか見られないレアなキュウリとなっています。

ブルーム胡瓜栽培のきっかけは接ぎ木なんてなんのこっちゃな農業ど素人だったからですが、去年このキュウリに直接注文が入ったことからずるずると接ぎ木技術を修得することなく今年もブルーム胡瓜として栽培しています。

自根栽培は病気が入りやすいのでブルームで後何年栽培出来るか分かりません。栃木の皆さん買うなら今のうちですよ(゚Д゚)クワッ!

 


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ズッキーニもしれっと出荷しております。

 

それでは~。